保育園の園内研修として「身体表現あそび」の実践・振り返り・収録されたDVD検討を行った。1年間に2歳児クラスは3回、3-5歳児クラスは4回の保育と、保育者自身が身体表現を体感する研修会も1回実施した。その記録を分析した結果、保育実践の題材として、ボールや風船などのモノを見せながら実施する内容が多く、先輩保育士の実践を参考にしており、子どもを観点と言うより保育士の都合での題材選択傾向が見られた。一方、保育士自身が身体表現の体感を通して、今までの苦手意識を回避するような記述が見られた。