講演・口頭発表等

2016年5月

身体表現あそびの園内研修Ⅱ―保育実践の変容から―

日本保育学会第69回大会
  • 渡邊 友子
  • ,
  • 本山 益子
  • ,
  • 上田 洋美
  • ,
  • 塩尻 麻子

記述言語
日本語
会議種別
ポスター発表
主催者
日本保育学会
開催地
東京学芸大学(東京都)

「身体表現あそび」の実践・振り返り・収録されたDVD検討を、保育園の園内研修として継続した。保育者自身が身体表現を体感する研修会も2回実施した。今回、4・5歳児クラスの4回の実践を対象とし記録を分析した。保育実践において、子どもたちの日常生活に基づく題材の選択と体験に添った保育の展開が見られ、子どもが主役の保育に変容していることが明らかになった。つまり、「身体表現あそび」を通して、保育者が気づくことも多く、特別な保育としてではなく、保育内容の一つに加えられたものと考えられる。このような変容の背景には、保育者自身の身体表現の体感があることが推察できる。