MISC

2003年

魚肉の硬さと食味に及ぼすレモン果汁と食酢の効果

日本調理科学会誌
  • 田中智子
  • ,
  • 森内安子
  • ,
  • 逵牧子
  • ,
  • 森下敏子

36
4
開始ページ
382
終了ページ
386
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11402/cookeryscience1995.36.4_382
出版者・発行元
日本調理科学会

レモン果汁を魚肉の酢じめに用いることによる,硬さと食味に及ぼす効果について,食酢と比較し次のような結果を得た。1)レモン果汁を魚肉の酢じめに用いることで,食酢より魚肉に速く浸透するため食酢100%より魚肉の硬さは低下した。2)レモン果汁と食酢の配合割合を変えて浸漬すると,レモン果汁の増加とともに魚肉への酸の浸透が速くなり,魚肉の硬さも低下した。3)レモン果汁の配合割合を変えて順位法による官能検査を行った結果,アジでは有意さは得られなかったが,サバのうま味はレモン果汁の配合が20%の場合,有意水準5%で好まれると評価された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11402/cookeryscience1995.36.4_382
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110001171568
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10471022
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/6769359
URL
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10814607
ID情報
  • DOI : 10.11402/cookeryscience1995.36.4_382
  • ISSN : 1341-1535
  • CiNii Articles ID : 110001171568
  • CiNii Books ID : AN10471022

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