MISC

2020年9月

米国におけるLaboratory Genetic Counselorの役割と現状

日本遺伝カウンセリング学会誌
  • 秋山 奈々
  • ,
  • 松川 愛未
  • ,
  • 稲葉 慧
  • ,
  • 高嶺 恵理子
  • ,
  • 平岡 弓枝
  • ,
  • 小杉 眞司

41
3
開始ページ
123
終了ページ
127
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本遺伝カウンセリング学会

近年、臨床検査・研究としての染色体検査、遺伝学的検査が活発に行われるようになり、その結果の解釈やレポートの作成も重要な作業の一つである。本稿では、解析部門を持つ施設におけるlaboratory genetic counselor(LGC)の役割について視察した結果を報告する。米国内の3施設(Children's Hospital of Philadelphia、Cincinnati Children's Hospital、Stanford University)にて、合計5名のLGCにインタビューを実施した。研究室から検査結果が報告された後、その結果を解釈・レポートを作成するまでのフローは施設ごと、対象としている検査ごとに少しずつ異なっていたが、いずれの施設でも解析チームの一員としてLGCが解釈・レポートの作成に関わっていた。また、一部のLGCは研究室内で勤務するだけではなく、臨床でのクライエント対応も行っていた。加えて、より適切な検査が提案できる場合には再度担当医と相談しながら、提出する検査を検討していくという院内連携も積極的にとられていた。(著者抄録)

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2020&ichushi_jid=J03823&link_issn=&doc_id=20201015230006&doc_link_id=%2Fdg8genco%2F2020%2F004103%2F006%2F0123-0127%26dl%3D0&url=http%3A%2F%2Fwww.medicalonline.jp%2Fjamas.php%3FGoodsID%3D%2Fdg8genco%2F2020%2F004103%2F006%2F0123-0127%26dl%3D0&type=MedicalOnline&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00004_2.gif
ID情報
  • ISSN : 1347-9628
  • 医中誌Web ID : 2021005519

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