2014年4月 - 2018年3月
Apop遺伝子制御によるメタボリックシンドローム抑制療法の創出
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
Apop遺伝子はマウス動脈硬化プラークに発現している遺伝子としてクローニングされた。細胞内のミトコンドリアに局在するタンパク質をコードしている。機能は不明であったが、我々の研究の結果よりミトコンドリアの機能調節に関係していると考えられるに至った。Apop遺伝子を欠損したマウスにおいては血中コレステロール低下や内臓脂肪の減少等、代謝の改善が認められ、本研究によってApop遺伝子はメタボリックシンドロームに発症に重要な役割を果たしていることが明らかになった。
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- 課題番号 : 26461364
- 体系的課題番号 : JP26461364