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2015年3月18日

データセンタにおけるエンド間遅延を考慮した光ネットワーク構成手法 (フォトニックネットワーク)

電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
  • 国重 行洋
  • ,
  • 馬場 健一
  • ,
  • 下條 真司

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518
開始ページ
115
終了ページ
120
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

近年,インターネットサービスの増加,多様化に伴い,データセンタに求められる処理データ量は増大する一方である.データセンタの大規模化とトラフィック量の増加に対して遅延を低く抑えることのできるデータセンタ光ネットワークの構成が求められている.そこで,本研究ではエンド間遅延を低減するために,エンド間のホップ数を削減し通信の経路が分散されるネットワークを構成する.データセンタを構成する光パケットスイッチ群を複数のグループに分割し,更にグループをサブグループに分割する.グループ間,サブグループ間,サブグループ内でフルメッシュ接続を構成することにより,エンド間のホップ数を削減しつつネットワーク全体に経路が分散されるネットワーク構成手法を提案する.シミュレーションを用いて評価した結果,提案ネットワークにおいてはTorus型ネットワークに対し高い性能を示し,FatTree型ネットワークに対し構成コストの低さを示した.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110010018850
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11864040
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110010018850
  • CiNii Books ID : AA11864040
  • identifiers.cinii_nr_id : 1000000187478

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