基本情報

所属
山口大学 大学院 創成科学研究科 電気電子情報系専攻 大学院担当准教授
(兼任)工学部 電気電子工学科 准教授
学位
博士(工学)(九州大学)

研究者番号
60253168
J-GLOBAL ID
200901058527333470
researchmap会員ID
1000163978

学歴

  5

委員歴

  16

論文

  102

MISC

  5

書籍等出版物

  2
  • Mark A. Steadham, Partha B. Banerjee, Seiji Nishifuji, Shogo Tanaka (担当:分担執筆, 範囲:Attitude Measurement)
    CRC Press 2014年3月
  • Kohei Harada, Seiji Nishifuji, Shoichi Kai, Kazuyosi Hirakawa (担当:分担執筆, 範囲:Dynamical Behavior of Brain Alpha Rhythms)
    Ohmusha/IOS Press 1994年1月

講演・口頭発表等

  116

共同研究・競争的資金等の研究課題

  19

社会貢献活動

  9

その他

  8
  • 1.様々な強度と周波数の閃光刺激に対する脳波の応答を測定し、解析した。その結果、脳波の位相構造が特定の刺激強度の領域で特異的な構造を示すことを明らかにした。<br>2.解析方法を工夫することによって、意識集中時にけるα波の振幅の変化を検出し、安静時と分離可能であること示した。<br>3.3分程度の不快音を与えたとき、脳波の抑制が継続するだけでなく、時間経過に伴って抑制度が強くなることを定量的に示した。
  • 1.様々な強度と周波数の閃光刺激に対する脳波の応答を測定し、解析した。その結果、脳波の位相構造が高周波刺激時に不安定化すること、高照度刺激時に刺激応答の強さが飽和することがわかった。<br>2.解析方法を工夫することによって、視覚イメージ想起時においてα波の振幅が低下する現象を効率よく判定できた。<br>3.3分程度の音刺激環境下で、快音・不快音にかかわらず、α波のパワー減少が見られた。特に<br>不快音の場合は抑制の度合いが強く、かつ時間的に抑制が強まる傾向にあった。
  • 1.様々な周波数の閃光刺激に対する脳波の応答を測定し、解析した。その結果、脳波の位相特性が刺激周波数に依存し、低周波域で不安定化することがわかった。<br>2.解析方法を工夫することによって、暗算や暗記作業においてα波の振幅が低下する現象を明らかにした。<br>3.1時間以上の思考作業や10分以上の不快音の環境下で、脳波のパワー減少と周波数の低下が見られた。
  • 1.様々な周波数の閃光刺激に対する脳波の応答を測定し、解析した。その結果、脳波の刺激応答が強く現れる刺激周波数帯において、刺激により誘発され脳波成分と安静時α波の動特性が極めて類似していることを見出した。<br>2.暗算や暗記作業において、α波の振幅が有意に低下する現象が被験者の4割以上から観測された。<br>3.高温多湿状況下でα波の振幅が低下する応答がみられた。応答の大きさは安静時のα波の振幅の大きさに比例的に対応していることがわかった。<br>
  • 1.2色が交替する閃光刺激に対する脳波の応答を測定し、解析した。その結果、赤と青の交互の閃光刺激に対して位相が同相同期する現象が見られた。<br>2.暗算作業において、α波の振幅が思考開始時から速やかに減少することを見出した。<br>
  • 1.30名の健常者を対象として光刺激実験を行った。採取した脳波の時間空間動特性を調べることのできる解析法(複素復調法)を用いて脳波の時間と空間にわたるダイナミズムを調べた。脳波の応答を定性・定量的に解析し、刺激の色パターンによって、脳波の空間的な特性が変化することを明らかにした。<br>2.アルファ波のモデルとして非線形振動子結合系を取り上げて、数値シミュレーションを行った。刺激に対する引き込み・空間的な位相差の変化など、実験事実に対応した結果を得ることができた。
  • 1.30名の健常者を対象として光刺激実験を行った。採取した脳波の時間空間動特性を調べることのできる解析法(複素復調法)を用いて脳波の時間と空間にわたるダイナミズムを調べた。脳波の応答を定性・定量的に解析し、刺激の色パターンによって、通常と異なる脳波分布が起きることを明らかにした。<br>2.アルファ波のモデルとして非線形振動子結合系を取り上げて、予備的なシミュレーションを行った。刺激に対する引き込み・抑制応答などの実験的知見の一部を再現することができた。