書籍等出版物

2009年6月

La diversité des pratiques d’écriture du point de vue de la rhétorique contrastive : analyse de données d’une enquête auprès d’étudiants japonais et de francophones natifs

  • 高垣 由美

担当区分
分担執筆
担当範囲
pp.365-378
出版者・発行元
Le français, la francophonie et la francophilie en Asie-Pacifique. Spécificités et interrogations,
記述言語
フランス語
著書種別
学術書
DOI
ISBN
9782296093164

日本人学習者の書くフランス語が,フランス人教師から「主題から逸脱している」「文章全体の組み立てが考えられていない」「非論理的」といったマイナスの評価を与えられることがしばしばある。この異文化コミュニケーションにおける問題の原因の少なくとも一部は,論理の展開の仕方が,文化によって異なるからである。この思考のパターンの多様性を明らかにするために,日本人の大学生と日本でフランス語を教えている母語話者の計587名にアンケートを行い,論理的文章に関して「どのような文章が望ましいか」と尋ねた。その結果,「よい文章」に関する考え方に関して,日本人とフランス人の間で幾つかの点で大きな違いが存在することが証明されると同時に,文章の規範に関する理想と実際の間の落差が浮き彫りにされた。