2014年11月27日
多層サブ波長回折格子を用いた窒化物系直線偏光LED (レーザ・量子エレクトロニクス)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
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- 巻
- 114
- 号
- 338
- 開始ページ
- 69
- 終了ページ
- 72
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
紫外偏光制御デバイスは半導体リソグラフィーや医療等の多くの工業分野で利用される重要なデバイスである。近年、III族窒化物LEDの発展によって、集積デバイスへの応用も期待されるようになってきた。そこで我々は多層サブ波長回折格子を用いた偏光制御UV-LEDへの応用に着目した。サブ波長回折格子中では、従来の回折とは異なり、周期的な屈折率分布による固有モードと入射光の相互作用が光伝播を支配する。そのモード固有状態を制御することにより低損失かつ高い偏光選択性が期待できる。今回、多層サブ波長回折格子がUV-LEDの偏光特性に与える影響の理論的検討を行い最適構造をUV-LED上に作製した結果、消光比11:1の偏光特性を有するUV-LEDを実現した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009971983
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10442705
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/025983656
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009971983
- CiNii Books ID : AN10442705