2019年6月 - 2022年3月
家電モータ制御で無効電力をゼロにしたスマートハウスによる低電力社会の実現
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽) 挑戦的研究(萌芽)
本研究は、電解コンデンサレス単相三相インバータ1台で、系統電源の瞬時電流とモータ駆動の瞬時電圧の両者を同時に予測制御することになる。モータの予測電流制御を系統側とモータ側の両者において構成し、電源高調波規制を常に満足させた上、無効電力ほぼゼロを達成する瞬時電源電力制御を、学術的にも工業的にも新しく確立する。本研究の実機実験より、提案するモデル予測直接電流制御(MPDCC)法は、従来制御法と比較して、入力力率をほぼ1(無効電力ほぼゼロ)の96%以上で、インバータの電力損失と平均スイッチング回数において、上回ることを確認した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K21967
- 体系的課題番号 : JP19K21967