2001年12月
GPS,歩数計及び方位計を用いた歩行者移動経路追跡法
電子情報通信学会論文誌(B)
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- 巻
- vol. J84-B, no. 12
- 号
- 12
- 開始ページ
- 2254
- 終了ページ
- 2263
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 電子情報通信学会
携帯電話やPHSなどモバイル通信の発展に伴い,歩行者の移動経路の把握や移動特性の調査が必要になっている.本研究では,GPSの利用を前提とし,建物の中等GPSが利用できない場所では歩数計と方位計による歩行データ取得を行う.これらのデータを用いて歩行者の位置・歩行経路を推定する手法を提案する.まず,歩行速度と歩幅の間に一次式の関係が成立することを示す.次に1歩ごとの所要時間と1歩ごとの歩幅の関係を定式化し,方位計から得られる進行方向と組み合わせて,歩行者の位置・歩行経路を算出する.GPSで確定した位置の情報を用いて,経路を補正することにより,位置・経路の推定精度をより高めることができた.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1344-4697
- CiNii Articles ID : 110003182518
- CiNii Books ID : AA11325909