1996年6月24日
区分線形特性をもつニューラルネットワークの大域的安定性に関する一考察
電子情報通信学会技術研究報告. CAS, 回路とシステム
- ,
- 巻
- 96
- 号
- 125
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 8
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
大域安定性は相互結合型ニューラルネットワークを種々の問題に応用する際の最も重要な性質の一つである.対称結合ネットワークが大域安定であることはよく知られているが,非対称結合ネットワークの大域安定性に関する議論は難しく,これまでに有効な結果はあまり得られていない.本稿では,2個のニューロンからなる非対称結合ニューラルネットワークの大域安定性について考察する.ただし,各ニューロンの入出力特性は区分線形関数で表されると仮定する.我々は,ニューラルネットワークの大域安定性を結合行列の固有値および固有ベクトルを用いて特徴付けることにより,ネットワークが大域安定であるための新しい十分条件を与える.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003197944
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013094
- ID情報
-
- CiNii Articles ID : 110003197944
- CiNii Books ID : AN10013094