MISC

1999年1月21日

複数のホップフィールド型ネットワークを用いた連想記憶方式の提案

電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
  • 綴木 潤
  • ,
  • 高橋 規一

98
526
開始ページ
1
終了ページ
7
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

ホップフィールド型ニューラルネットワークを用いた連想記憶において一般化ヘップ則(外積則)は最も有名な学習法である.一般化ヘップ則は非常に単純な学習法であるが, 多くのパターンを記憶させると一般に多数の偽記憶が発生するという問題がある.偽記憶の個数を少なくする方法として反学習法等が提案されているが, 偽記憶を一つも生じない学習法は見当たらないようである.本稿では, 一般化ヘップ則を基にした, 偽記憶を生じない学習・想起アルゴリズムを提案する.このアルゴリズムは次のように要約される.1)パターンを複数のネットワークに分散して記憶させる.2)すべてのネットワークに同一の入力パターンを与え, それぞれの最終状態を求める.3)偽記憶に陥ったネットワークとそれに記憶されているパターンを取り除く.以下, ネットワークが1つになるまで1)〜3)を繰り返し, 最後に残ったネットワークを出力を連想の結果とする.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003233441
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003233441
  • CiNii Books ID : AN10091178

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