（全体概要）
生体等価な放射線検出器の開発を目指し、インクジェット塗布装置によって有機シンチレータ上に有機フォトダイオードを直接製作する検出器について検討している。使用する溶剤の最適化を行うとともに、素子の形状についても検討した。全体の有感部サイズが同じ場合、小さいサイズの素子を並列して用いたほうがX線有機電流が大きいことを示した。
（担当部分概要）
アイデアの創出および素子製作方法・素子構造の決定、評価実験、結果の解析等全般を担当した。
（著者：野上光博、高田英治、今井英之、茶木智勝、錦戸文彦、中茂樹、岡田裕之）