基本情報

所属
東北大学 大学院生命科学研究科 生態発生適応科学専攻 個体ダイナミクス講座 動物発生分野 教授
学位
博士(理学)(東北大学)

J-GLOBAL ID
200901052405871732
researchmap会員ID
1000203066

外部リンク

研究キーワード

  5

委員歴

  14

論文

  121

MISC

  106

書籍等出版物

  12

講演・口頭発表等

  78

共同研究・競争的資金等の研究課題

  58

社会貢献活動

  58

メディア報道

  6

その他

  16
  • 2018年4月 - 2020年3月
    脊椎動物において対鰭が四肢へと進化した過程で、鰭の鰭条外骨格がなくなる代わりに四肢では内骨格が発達して肢のすべての骨格要素をつくるようになったが、この対鰭と四肢の形態の違いは、AER からAF へという上皮構造の形態変化が鰭原基のみで起こることに起因する可能性がある。本研究の目的は、AER-AF 転換と名付けたこの上皮形態の変化がどのように生じ、その変化が鰭と四肢の形態差にどのように関与するかを明らかにすること
  • 2018年4月 - 2020年3月
    本研究は「前肢の相同器官である胸鰭における、種内で鰭条の本数に部位的制約をもってゆらぎを起こす外的要因とその要因が標的とするカスケードを特定する」ことを目的とし、さらに、鰭条本数のゆらぎを生じる要因・標的カスケードと特殊化した鰭条骨格や四足動物の指本数多様性形成との関係を示すことを目指している。
  • 2015年12月 - 2015年12月
    器官再生において三次元形態を再現させるために最も重要なのは「形態再生できる細胞(以下、形態再生細胞)」を生み出すことである。本研究の目的はその基礎研究として、「形態再生細胞」の特徴を理解することにある。
  • 2015年4月 - 2015年4月
    骨形態を制御しそれを再生過程で発揮する分子メカニズムをゲノムレベルで解析する。これにより、組織レベルを超えた骨形態の再生の実現に向けた骨形態制御システムを明らかにする。
  • 2015年4月 - 2015年4月
    アフリカツメガエルの四肢発生、再生過程における組織の変形動態を解析する
  • 2011年2月 - 2011年2月
    手足の形態を再生できる両生類を見本として形態再生の過程を理解し、その情報をわれわれ哺乳類の幹細胞に応用して形を作れる幹細胞を創出する基盤を築きます。両生類が傷跡を残さずに皮膚を治癒できること、さらにその初期過程が手足を再生する過程と一緒であることを分子レベルで明らかにし、この情報を哺乳類に直接応用し、傷跡を残さない皮膚再生と手足のような三次元構造再生のための細胞を作り出す条件を把握します。
  • 2009年4月 - 2009年4月
    本研究では両生類と爬虫類の四肢再生にそのモデル系を求め、さらに哺乳類との比較により、動物種ごとの形態再生能力差と遺伝子制御とくにゲノム構造の変化によるエピジェネティックな遺伝子発現調節能力の差との関連性を明らかにする。これにより、器官形態再生を可能にする幹細胞の性質を遺伝子レベルで把握し、遺伝子改変技術を用いて哺乳類における形態再生幹細胞の樹立を目指す。
  • 2008年4月 - 2008年4月
    両生類四肢再生研究の哺乳類器官再生への応用基盤を確立する
  • 2008年4月 - 2008年4月
    理研CDBボディプラングループとの共同研究。
  • 2007年3月 - 2007年3月
    理研CDB形態進化研究グループとの共同研究。脊椎動物の体側部が領域化される発生メカニズムを解明し、その形態の多様性を制御するシステムを明らかにする。
  • 2003年4月 - 2003年4月
    アフリカツメガエルを中心とした脊椎動物の四肢再生能力を統合的に解析することにより、再生能力の具体的な内容を理解する。トランスジェニック動物を利用した再生研究の基盤作りなどを行った。
  • 2003年4月 - 2003年4月
    アフリカツメガエルを用いた四肢再生能力に関わる組織間相互作用の解析。分子レベルでの解析の基礎を築いた。また、移植実験や細胞培養などの実験基盤を作り上げた。
  • 2001年4月 - 2001年4月
    四肢形態形成メカニズムの進化を調べる基礎研究として、さまざまな魚類胚から四肢形態形成メカニズムに関わるキー遺伝子を単離した。それらにはゼブラフィッシュのfgf8、ヒラメのmsx2、shh、fgf8、さらにエイのfgf8、Tbx5、Tbx4、またサメのfgf8、Tbx5、Tbx4、msx1遺伝子を含む。
  • 2001年4月 - 2001年4月
    最も前側の指に特異的に発現する遺伝子Marioの機能解析を行っている。その機能解析を元に、指の由来と指の本数の多様性を生み出すメカニズムに関して考察を行う。