MISC

2002年

木質系バイオマスの炭化とインピーダンス特性

農業機械学会誌
  • 小林 有一
  • ,
  • 柏崎 勝
  • ,
  • 芋生 憲司
  • ,
  • 竹永 博

64(3)
3
開始ページ
63
終了ページ
69
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11357/jsam1937.64.3_63
出版者・発行元
農業食料工学会

バイオマスの炭化過程を直接計測する方法を開発することを目指し実験を行った。木材片を供試試料として加熱炉内で炭化させ, 反応中の電気的特性の変化をインピーダンスにより解析した。加熱中には掃引周波数100Hz~15MHzでインピーダンスを計測したと同時に, 温度, 発生ガス成分の計測を行い, 熱分解反応の開始点・終了点を確認した。インピーダンスを複素平面上で表し, ベクトル軌跡の分類分けを行った結果, 熱分解の段階に応じて, その形状は大きく3種類に分類できた。また3種類の軌跡は, 基準となる1つの形状の変形で表すことが出来, 1つの等価回路の仮定により炭化の進行を知る可能性が認められた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11357/jsam1937.64.3_63
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10012319286
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00200470
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/6157461
ID情報
  • DOI : 10.11357/jsam1937.64.3_63
  • ISSN : 0285-2543
  • CiNii Articles ID : 10012319286
  • CiNii Books ID : AN00200470

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