MISC

2016年8月

【がん免疫療法 腫瘍免疫学の最新知見から治療法のアップデートまで 免疫学の基礎知識と、免疫チェックポイント阻害薬、T細胞療法、個別化・複合免疫療法、臨床開発の最前線】(第II部)がん免疫療法の開発と臨床試験 (第5章)開発が進む多彩ながん免疫療法 iPS細胞由来の樹状細胞とマクロファージを用いたがん治療

実験医学
  • 千住 覚

34
12
開始ページ
2070
終了ページ
2072
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)羊土社

固形がん組織中には樹状細胞やマクロファージの浸潤が高頻度に認められ、これらのミエロイド系免疫細胞の挙動は腫瘍の進展を大きく左右する。特にマクロファージは、状況によって、腫瘍増殖を助長する場合と抑制する場合があると考えられる。われわれは、体外で人為的に機能を修飾したミエロイド系免疫細胞を再生医療等製品として実用化することをめざした研究を行っている。同種iPS細胞を細胞ソースとして用いることにより、将来的には、大量生産による製品供給が可能なシステムを構築したいと考えている。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0288-5514
  • 医中誌Web ID : 2016323544

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