2012年1月
脳動脈瘤クリップにおける磁化率アーチファクトの角度依存性の検討
日本放射線技術学会東北部会雑誌
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- 巻
- 21
- 号
- 21
- 開始ページ
- 86
- 終了ページ
- 89
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- (公社)日本放射線技術学会-東北支部
磁化率アーチファクトによる画像歪みの影響が、静磁場(Bo)方向と脳動脈瘤クリップの長軸方向とのなす角度に依存するか検討した。磁化率アーチファクトの影響を低減させるには、バンド幅が非常に重要であることが再認識された。Boと脳動脈瘤クリップの長軸方向とのなす角度が大きくなると、磁化率アーチファクト領域は大きくなり、0度〜90度でSE系が2.3倍、GE系が1.5倍となり、Boと垂直で最大となった。また、SE系に比べGE系の撮像法は磁化率アーチファクト領域が2.5〜3倍ほど大きくなった。Bo方向に対する脳動脈瘤クリップの長軸方向の角度が、磁化率アーチファクト領域に対し依存性があることが示唆された。
- ID情報
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- 医中誌Web ID : 2014028604