2016年1月
ホログラフィック投影法のためのミストスクリーンの安定化に向けた基礎検討
画像電子学会誌
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- 巻
- Vol.45,No.1,pp.98-104
- 号
- 1
- 開始ページ
- 98
- 終了ページ
- 104
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11371/iieej.45.98
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 画像電子学会
ミストスクリーンを用いたホログラフィ立体像の空間投影法は,ボリウムを持つ立体像を表示するための有効な手法と考えられる.しかし,これまでの方法では複雑な形状のノズルや光学系を構成する必要があった.そこで,本稿では1つのファンのみにより螺旋状のミスト流を生成して表示ボリウムを構築し,同時にミスト流を整流する方法について検討する.その結果,従来法よりも表示システムの構造が単純化し,容易にボリウムを持つ立体像の空間投影が可能となった.さらに,スクリーンに横方向から風をあてた場合にも表示像の揺らぎを軽減できることがわかった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11371/iieej.45.98
- ISSN : 2186-716X
- CiNii Articles ID : 130006078481
- CiNii Books ID : AA12563298