2014年1月
時分割ホログラフィ再生のためのホログラムの要素分解法の検討
画像電子学会
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- 巻
- vol.43, no.1, pp.54-61
- 号
- 1
- 開始ページ
- 54
- 終了ページ
- 61
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11371/iieej.43.54
- 出版者・発行元
- The Institute of Image Electronics Engineers of Japan
時分割再生法では再生像の品質は要素ホログラムに記録する入力図形の設定条件の影響を大きく受けると考えられる.しかし,昨年に提案した方法(従来法)では,要素ホログラムを構成する物体点の間隔が均一ではなく,結果的に再生像に輝度むらが多く発生する原因になっていた.したがって,輝度むらを低減させるためには,入力図形の点配置条件と再生像特性の関係について検討することが重要となる.そこで,本稿では要素ホログラムを構成する物体点の配置条件について検討した.まず,物体点の間隔が再生像に及ぼす影響について評価した結果を示す.さらに,得られた結果に基づいて,多点数の入力図形を分割し時分割再生を行った結果を示し,実際に多点数物体の再生画質が向上することを示す.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11371/iieej.43.54
- ISSN : 0285-9831
- CiNii Articles ID : 130005108161
- CiNii Books ID : AA12563298