基本情報

所属
山口大学 山口大学 大学院医学系研究科(医学) 大学院医学系研究科(情報解析医学系学域)(医学) 耳鼻咽喉科学分野 大学院担当准教授
(兼任)医学部附属病院 耳鼻咽喉科 准教授
(兼任)医学部附属病院 耳鼻咽喉科 准教授
学位
医学博士(山口大学)

研究者番号
70226273
J-GLOBAL ID
200901057235890852
researchmap会員ID
1000206641

研究キーワード

  1

論文

  59

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  99

Works(作品等)

  3

その他

  8
  • 1.抗酸化剤を早期に内耳に投与することで、急性内耳障害が軽減できた。<br>2.ビタミンEが欠乏した場合、障害急性期のめまい感が遷延する可能性がわかった。<br>3.サブスタンスPを内耳局所投与することで前庭系の可塑性に影響を及ぼす可能性がわかった。
  • 1.抗酸化剤を早期に内耳に投与することで、急性内耳障害が軽減できた。さらには、全身投与では効果が不十分であった。<br>2.ビタミンEを経口摂取するか、局所治療に用いるかを検討したが、両者ともに急性内耳障害後の機能改善には効果を示さなかった。ただし、ビタミンEが欠乏した場合、障害急性期のめまい感が遷延する可能性がわかった。
  • 1.抗酸化剤を内耳に投与することで、内耳障害が軽減できることがわかった。ただし、抗酸化剤の中には、急性期に効果を発揮するものと、そうでないものがあり、さらなる検討が必要である。<br>2.ビタミンEを経口摂取するか、局所治療に用いるかを検討したが、両者ともに急性内耳障害後の機能改善には効果を示さなかった。
  • 1 グルタミン酸レセプターアゴニストを内耳に注入することで、可逆性の前庭障害を作成する。種々の薬剤で、前庭機能の回復を検討する。現在、抗酸化剤がハイドロキシラジカルを減少せしめることで、組織学的、機能的に障害を軽減することがわかった。その投与は12時間以内であればより効果的であることもわかった。現在、ビタミンC、Eについても検討中である。<br>2 モルモットの鼓膜に作成した穿孔を、コラーゲンスポンジを用いて閉鎖して、その回復過程を検討する。現在、約2週間で穿孔閉鎖して、コラーゲンスポンジは、ある程度吸収されることがわかった。さらに、再穿孔を来しても閉鎖することがわかった。
  • 1 グルタミン酸レセプターアゴニストを内耳に注入することで、可逆性の前庭障害を作成する。種々の薬剤で、前庭機能の回復を検討する。現在、抗酸化剤が機能回復に貢献することがわかった。その投与は早期であればより効果的であることもわかった。<br>2 モルモットの鼓膜に作成した穿孔を、コラーゲンスポンジを用いて閉鎖して、その回復過程を検討する。現在、約2週間で穿孔閉鎖して、コラーゲンスポンジは、ある程度吸収されることがわかった。さらに、再穿孔を来しても閉鎖することがわかった。
  • 1 グルタミン酸アゴニストを内耳に注入することで、可逆性の前庭障害を作成する。種々の薬剤で、前庭機能の回復を検討する。現在、抗酸化剤が機能回復に貢献することがわかった。<br>2 モルモットの鼓膜に作成した穿孔を、コラーゲンスポンジを用いて閉鎖して、その回復過程を検討する。現在、約2週間で穿孔閉鎖して、コラーゲンスポンジは、ある程度吸収されることがわかった。
  • 1.可塑性のマーカーと考えられているCREBのリン酸化を促進する物質を確認し、その前庭神経系に対する影響を検討している。<br>2. サブスタンスPの局所投与による急性前庭障害に対する保護効果を検討している。
  • 実験的末梢前庭障害モデルに対し、浸透圧ポンプを用いて種々の薬剤を直接内耳に投与し、前庭機能の経時的変化を観察する。<br> 平成13年度は、ATPの効果を検討し、前庭機能回復を促進することを突き止めた。