2003年 - 2005年
地域における介護予防と健康づくり活動の総合的展開に関する研究
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 15590566
- 体系的課題番号
- JP15590566
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,600,000円
- (直接経費)
- 3,600,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
地域における介護予防と健康づくり活動を総合的に展開するためには、ターゲット集団を把握するシステムを構築する必要がある。本研究はそのようなシステム構築のための基礎資料を作成する目的で、九州の一自治体の協力を得て、2002年度に要支援と判定された65歳以上高齢者6582人分について2002年度と2003年度の介護保険給付個人票、主治医意見書、及び国民健康保険レセプト(いずれも5月給付分)を、事後的に個人の特定が出来ない連結不可能な形で突合したデータベースを作成し、その試験的な分析をOLAP(On-line Analytical Processing)を用いて行った。主な知見は以下の通りである。1)要支援者の原因傷病としては筋骨格系疾患、脳血管障害、心疾患が主要なものであった。2)一人当たり給付費は少ないが、有病率が高いため筋骨格系疾患を持つ高齢者が介護費、医療費ともにもっとも総額が高くなっていた。3)性別にみると女性では筋骨格系疾患、男性では脳血管障害による介護費、医療費の給付が多い傾向にあった。4)介護給付費と医療費との間には弱い負の相関(-0.033)が認められるものの、両者の間に明確な補完関係は認められなかった。5)介護給付費の増加に有意に関連している変数としては高齢者単独世帯であること、高齢夫婦世帯であること、さらに高齢になるほど増加する。以上のように国民健康保険と介護保...
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- ID情報
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- 課題番号 : 15590566
- 体系的課題番号 : JP15590566