MISC

2008年3月

幼稚園・保育園年長児向けのプログラム"自分のからだを知ろう"に対する評価指標の検討

聖路加看護大学紀要
  • 大久保 暢子
  • 松谷 美和子
  • 田代 順子
  • 岩辺 京子
  • 今井 敏子
  • 後藤 桂子
  • 菱沼 典子
  • 佐居 由美
  • 白木 和夫
  • 中山 久子
  • 有森 直子
  • 森 明子
  • 石本 亜希子
  • 瀬戸山 陽子
  • 三森 寧子
  • 印東 桂子
  • 村松 純子
  • 山崎 好美
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34
開始ページ
36
終了ページ
45
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
聖路加看護大学

本研究の目的は、幼稚園・保育園年長児を対象としたプログラム"自分のからだを知ろう"に対する評価指標を検討し、OUTCOMEモデルを提示することである。研究方法は、からだの知識7系統(消化器、呼吸器、泌尿器、循環器、筋骨格、神経、生殖器)で構成されている紙芝居、臓器Tシャツ、絵本を幼稚園・保育園の年長児に行い、保護者にプログラムの感想とからだの知識に関するアンケート調査を行い、その内容をカテゴリー化した。さらにカテゴリーでOUTCOMEモデルを作成し、仮説モデルと比較検討を行った。倫理的配慮は、研究倫理審査委員会で承認を得ると共に、プログラム実施時およびアンケート配布時に研究参加の自由意思、データの守秘等を考慮した。結果、幼稚園・保育園年長児の子ども側とその親側の両側面からカテゴリーが抽出でき、OUTCOMEモデルが作成できた。OUTCOMEモデルは仮説モデルの内容をおおよそ支持できる内容であったが、モデル内の変数間の関係性や、変数に準じた測定道具の選定など課題も残った。今後、追研究でそれらを補い、事象に近づくモデルに精錬していく必要がある。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0289-2863
  • 医中誌Web ID : 2008264638

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