2002年 - 2004年
周産期遺伝相談で利用者の意思決定を支えるリソースを用いた対話型支援の開発と評価
日本学術振興会 科学研究費助成事業 萌芽研究
- 課題番号
- 14657666
- 体系的課題番号
- JP14657666
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
-
- (総額)
- 3,200,000円
- (直接経費)
- 3,200,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は、周産期遺伝相談に訪れた利用者の意思決定を支えるケアの効果を実験研究のデザインを用いて、明らかにすることである。本年度は、意思決定を支えるケア(decision aid)としてOttawa Personal Decision Guideをバックトランスレーションして日本語の冊子として作成した。このOttawa Personal Decision Guideは、1意思決定を明確にする、2意思決定における自分の役割を特定する、3自分の意思決定のニーズを見極める、4選択肢を比較検討する、5次のステップを計画する、の5段階からなる支援プログラムである。看護者がこの冊子を用いて女性と対話することを本研究の介入とした。評価指標として、すでに邦訳されて使用されはじめている「Decision Conflict Scale」の日本語版の検討を行い信頼性・妥当性の検証を行った。
周産期遺伝相談を開設している遺伝相談のフィールドで、実験群・対照群合わせて96名の妊婦を対象とした。データ収集期間は、2004年5月より2005年2月までの9ヶ月間であった。現在、データの返送をまって、介入の評価を行い公表する予定である。
周産期遺伝相談を開設している遺伝相談のフィールドで、実験群・対照群合わせて96名の妊婦を対象とした。データ収集期間は、2004年5月より2005年2月までの9ヶ月間であった。現在、データの返送をまって、介入の評価を行い公表する予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 14657666
- 体系的課題番号 : JP14657666