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2012年3月

前期「近世神話」論の 形成と展開―倫理思想 史の観点から

科学研究費報告書 pp. 1-6
  • 清水 正之

近代徳川期の知のひとつの形態である神話研究、神話論について、その形成期である前期を中心に考察したもの。近代神話論とも言うべき特徴を持つ近世神話解釈の、とくに前期から中期の本居宣長までの神話解釈を対象として、そこにみられる時間概念、神観念、宇宙観、国土の創成等の諸モチーフがどのように変容し、近世神話という特性をうみだしたかを検討した。(平成20-23年度科学研究費(C)研究成果報告書 課題番号205

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