金子 隆

J-GLOBALへ         更新日: 18/02/27 02:54
 
アバター
研究者氏名
金子 隆
 
カネコ タカシ
eメール
kanekofbc.keio.ac.jp
URL
http://www.fbc.keio.ac.jp/~kaneko/
所属
慶應義塾大学
部署
商学部商学科
職名
教授
科研費研究者番号
90118935

研究分野

 
 

経歴

 
1978年4月
 - 
1982年3月
大学助手(商学部)
 
1982年4月
 - 
1992年3月
大学助教授(商学部)
 
1989年10月
 - 
1991年9月
大学商学部学習指導副主任
 
1989年10月
 - 
1991年9月
大学学生部委員(三田支部)
 
1991年10月
 - 
1993年9月
大学国際センター学習指導主任
 

委員歴

 
2014年5月
   
 
日本金融学会  理事
 
2013年6月
 - 
2017年5月
大学基準協会  基準委員会委員
 
2012年5月
 - 
2014年5月
日本金融学会  常任理事
 
2008年4月
 - 
2009年3月
全国銀行協会金融調査研究会  委員
 
2005年4月
 - 
2009年3月
中小企業基盤整備機構資産運用委員会  委員
 

論文

 
ブックビルディング方式は本当に優れているのか?-IPOの価格決定方式に関する比較再検討-
池田 直史、金子 隆
三田商学研究   57(6) 37-59   2015年2月   [査読有り]
IPOの公開価格決定方式として、現在、わが国では入札方式とブックビルディング(BB)方式の2つが選択可能であるが、BB方式が導入された1997年秋以降、入札方式が選択されたことは一度もない。本稿では、こうした事実が両方式の優劣によるものなのか、2つの視点から近年のデータを用いて再検討を加える。まず、IPOの直接コスト(引受手数料)と間接コスト(過小値付け)を合計したトータルコストの視点から、企業はいずれの方式を選択した方がコストが小さいのかを、考え得る要因をコントロールした上で比較した。そ...
わが国のIPOにおける合法的利益相反の可能性
金子 隆
三田商学研究   55(6) 21-44   2013年2月
わが国の新規株式公開(IPO)において観察される2つの謎-具体的には、1)ブックビルディング(BB)方式下の過小値付けが入札方式下のそれと比べて異常に高いこと、2)両方式が選択可能であるにもかかわらず、BB方式ばかり選択されていること-に対して、1つの統一的解釈を与える。わが国の場合、引受主幹事を務める総合証券会社は、その収益構造ゆえに、発行業務の顧客(企業)の利益を犠牲にして売買業務の顧客(投資家)の利益を高めようとする利益相反誘因を潜在的に有しているが、価格決定に裁量の余地のあるBB方...
IPOの過小値付け現象-不正確性プレミアム仮説の検証-
金子 隆
三田商学研究   53(2) 61-81   2010年6月
数日後に発行される株式について、今いくらのビッド価格を提示するかを検討している投資家を考えよう。PO(既公開企業による株式発行)の場合、将来価格の予想が外れる可能性(以下、不確実性)を覚悟しなければならず、投資家はそれに対するプレミアムを要求する。これに対して、IPOの場合、現在価格すら正確に知ることはできないから、その予想が外れる可能性(以下、不正確性)も覚悟しなければならず、投資家はそれに対するプレミアムも要求する。これがIPOの「過小値付け」現象に対する不正確性プレミアム仮説の考え方...
多角化は企業価値を高めるか?-金融機関の場合を中心に-
金子 隆
金融市場の活性化に向けた総合金融サービス(金融調査研究会報告書)   (43) 23-42   2009年9月
IPOの過小値付け現象-新しい解釈の試み-
金子 隆
三田商学研究   52(2) 81-97   2009年6月
部分入札方式下のIPOの公開価格が適正値付けされていることを示す強力な証拠が金子(2007)によって提示されている。にもかかわらず、同方式下のIPOは平均で11 %強の高い初期収益率を生み出している。この事実は逆選択仮説に代表される過小値付け理論ではうまく説明できない。本稿では、これまで無視されてきたIPOとPO(既公開企業による株式発行)の「投資家から見た違い」に着目した新たな解釈を提示する。すなわち、ある企業により間もなく発行される株式のビッド価格を聞かれた投資家にとって、「いま」の市...

書籍等出版物

 
アジア金融危機とマクロ経済政策
金子 隆, 渡邊智彦 (担当:共著, 範囲:145-170)
慶應義塾大学出版会   2004年6月   
企業の資金繰りを一時的にせよ急激に悪化させる外生的ショックのことを総称して流動性ショックと呼ぶなら、この流動性ショック対策としてのコミットメントラインがわが国でも注目され始めている。これまでは、緊急時の資金需要に対してはメインバンクが主にそれを満たしてきたので、企業が流動性ショック対策を講じる必要は特になかったが、不良債権処理と自己資本不足に苦しむ銀行側の事情と、市場調達へのシフトに伴う銀行離れという大企業側の事情があって、メインバンクの果たす役割が大きく後退してきていることがその背景にあ...
金融システムの構造変化と日本経済
金子 隆
中央大学出版部   1999年3月   
日本人の金融資産選択
金子 隆
東洋経済新報社   1997年6月   
ゼミナ-ル現代の銀行
池尾和人、金子 隆、鹿野嘉昭 (担当:共著)
東洋経済新報社   1993年7月   
日本の金融システムと金融市場
金子 隆
有斐閣   1991年7月   

講演・口頭発表等

 
ブックビルディング方式は本当に優れているのか?-IPOの価格決定方式に関する比較再検討-
池田 直史、金子 隆
日本ファイナンス学会   2014年6月1日   
IPOの公開価格決定方式として、現在、わが国では入札方式とブックビルディング(BB)方式の2つが建前上は選択可能であるが、BB方式が導入された1997年秋以降、入札方式が選択されたことは一度もない。では、BB方式は入札方式より優れた制度なのだろうか。この問題にIPOのトータルコストと値付けの的確性という2つの視点から再検討を加える。
公開前市場の推定均衡価格と公開価格の関係:パズルの提示と解明の試み
金子 隆
2006年度日本ファイナンス学会   2006年6月   日本ファイナンス学会
金子 隆、渡邊智彦
2004年度日本金融学会春季大会   2004年5月   日本金融学会
わが国でも最近急速に普及しているコミットメントライン型の銀行借入に着目し、契約締結のアナウンスが株価に及ぼす効果を市場性負債(CP、SB)のそれと比較する形で計測し、銀行借入の持つ特殊性を実証的に確認する。その結果、CPやSBのアナウンスメント効果はゼロから有意に異なっていないのに対して、コミットメントライン型銀行借入のそれは1%水準で有意にプラスであること、銀行借入の返済を目的としたSB発行は株価に有意にマイナスの影響を及ぼしていることなどが判明した。
Takashi Kaneko, Richard H. Pettway
2002 Annual Meeting of Financial Management Association   2002年10月   Financial Management Association
Takashi Kaneko, Richard H. Pettway
2002 APFA/PACAP/FMA Finance Conference   2002年7月   APFA, PACAP, and FMA

担当経験のある科目

 

Works

 
特集・経済学この教科書からはじめよう:金融論
金子 隆   その他   2004年4月
「金融危機前後の韓国大企業の財務・投資行動」に関する実態調査
金子 隆   その他   2000年12月
「アジア金融危機とマクロ経済政策の対応」に関するタイ国経済実態調査
金子 隆   その他   1999年11月
証券アナリスト読書室:ビアーズタウン・レディース投資クラブ編『ビアーズタウンのおばあちゃんたちの株式投資大作戦』
金子 隆   その他   1997年1月
Book Review:鹿野嘉昭著『変貌する日本の金融制度』
金子 隆   その他   1996年8月