2016年9月
焼入れ鋼を対象とした駆動型ロータリ加工に関する研究(TiAlN被膜におけるAl含有量の違いが切削特性に及ぼす影響)
2016年度精密工学会秋季大会学術講演会 講演論文集
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- 開始ページ
- 599
- 終了ページ
- 600
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 公益社団法人精密工学会
これまでにTiSiN+TiAlNコーテッド超硬工具を用いて浸炭焼入れ処理したSCM420材や焼入れ層が芯部まで入っているDC53材の仕上げ加工に駆動型ロータリ加工を適用し,従来法の切削条件よりも3~5倍の高能率加工が可能であることを明らかとした.しかし,さらなる高能率化の実現を可能にするためには,工具材種の耐摩耗性や耐酸化性の改善が必要となる.本研究では,TiAlN被膜のAl含有量を向上させたAlリッチ工具を用いて駆動型ロータリ加工を行い,切削速度増加による高能率加工の実現について検討する.