講演・口頭発表等

2016年9月

焼入れ鋼を対象とした駆動型ロータリ加工に関する研究(TiAlN被膜におけるAl含有量の違いが切削特性に及ぼす影響)

2016年度精密工学会秋季大会学術講演会 講演論文集
  • 高瀬 紀幸
  • ,
  • 加藤 秀治
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  • 鈴木 直彦
  • ,
  • 久保田 和幸

開催年月日
2016年9月 - 2016年9月
記述言語
日本語
会議種別
主催者
公益社団法人精密工学会

これまでにTiSiN+TiAlNコーテッド超硬工具を用いて浸炭焼入れ処理したSCM420材や焼入れ層が芯部まで入っているDC53材の仕上げ加工に駆動型ロータリ加工を適用し,従来法の切削条件よりも3~5倍の高能率加工が可能であることを明らかとした.しかし,さらなる高能率化の実現を可能にするためには,工具材種の耐摩耗性や耐酸化性の改善が必要となる.本研究では,TiAlN被膜のAl含有量を向上させたAlリッチ工具を用いて駆動型ロータリ加工を行い,切削速度増加による高能率加工の実現について検討する.