2018年3月
駆動型ロータリ加工による焼入れ鋼の高能率加工に関する研究(切削環境の違いが工具損傷に及ぼす影響)
2018年度精密工学会春季大会学術講演会 講演論文集
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- 開始ページ
- 345
- 終了ページ
- 346
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- 公益社団法人精密工学会
これまでに焼入れ鋼の仕上げ加工に駆動型ロータリ加工を適用し,送り量を増加させることにより3~5倍の高能率加工を可能としてきた.しかし,さらなる高能率加工を考えた場合には送り量のみではなく切削速度を増加させる手法が必要となるが,切削温度の上昇による工具寿命の低下が予想される.そのため,切削温度の上昇を抑制するアプローチが必要不可欠である.本研究では,高能率切削条件下における焼入れ鋼の駆動型ロータリ加工を行い,水溶性切削油剤やマイクロドライアイスパウダーを供給することによる切削環境の違いが切削特性に及ぼす影響について検討した.