基本情報

所属
茨城大学 人文社会科学部 人間文化学科 教授
学位
博士(人類学)(ピッツバーグ大学)
修士(人類学)(ピッツバーグ大学)
文学士(考古学)(東北大学)

研究者番号
70292464
J-GLOBAL ID
200901059966279985
researchmap会員ID
1000220911

マヤ文明は、世界四大一次文明(オリジナルな文明)を構成したメソアメリカ文明の一つであり、16世紀にスペイン人が侵略するまで、先住民たちが独自に築き上げた「石器の都市文明」でした。鉄器の欠如は、決して「遅れていた」ことを意味しません。マヤ人は石器を主要利器として、南北アメリカ大陸において文字(4万~5万)、天文学、暦を最も発達させたのです。マヤ文明は、我々人類の歴史の重要な一部であるだけでなく、現代からも隔絶していません。その子孫である30のマヤ諸語を話す現代マヤ人は、800万人を超えます。マヤは、現在進行形の生きている文化なのです。(研究経歴) ホンジュラス共和国ラ・エントラーダ地域の考古学調査(1986-1992年),ホンジュラス共和国コパン谷における古典期マヤ文明の交換と手工業生産の研究(1989、1993-1995年),グアテマラ共和国アグアテカ遺跡における古典期マヤ支配層の手工業生産と日常生活の研究(1998年-2006年),グアテマラ共和国セイバル遺跡におけるマヤ文明の通時的研究(2005年-),環太平洋の環境文明史(2009-2015年),先古典期マヤ人の日常生活と社会経済組織の基礎的研究(2014-2019年),古代アメリカの比較文明論(2014-2020年),マヤ文明の起源と黎明期の政治経済組織に関する基礎的研究(2020-2025年),メキシコ、タバスコ州のアグアダ・フェニックス遺跡と周辺遺跡におけるマヤ文明の起源と形成の研究(2020年‐),マヤ文明の起源・盛衰と気候変動の考古・歴史学研究(2024年‐2028年)


論文

  177

MISC

  84

書籍等出版物

  26

講演・口頭発表等

  316

担当経験のある科目(授業)

  45

Works(作品等)

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  37

学術貢献活動

  30

社会貢献活動

  658

メディア報道

  822