2013年5月17日
招待講演 半導体量子ドットを用いた量子もつれ光子対の発生 (レーザ・量子エレクトロニクス)
電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報
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- 巻
- 113
- 号
- 49
- 開始ページ
- 35
- 終了ページ
- 40
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
半導体量子ドットのカスケード遷移を用いて、もつれた光子対を発生することができる.提案は10年以上前に遡るが、量子ドットに内在する、わずかな形状異方性のために、実現は困難だった.これまで様々の超絶技巧で光学等方性を回復し、もつれあい光子対を検証する実験はあったが、いずれも拡張性に乏しい.我々は、液滴エピタキシー成長法を用いて、対称性の高いGaAs/AlGaAs量子ドットの自己形成に成功した.鍵は、成長基板面としてGaAs(111)A面を用いたことである.その結果、高いもつれあい度の光子対発生を観測できたので報告する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009769059
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10442705
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110009769059
- CiNii Books ID : AN10442705