2007年 - 2008年
乳牛の消化管におけるvitamin D receptor遺伝子の解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
乳牛の代表的疾病として分娩後低カルシウム(Ca)血症がある。本研究課題では、その病態解明と予防法確立のための基礎研究として、vitamin D receptor(VDR)遺伝子に関する解析を行った。その結果、牛のVDR mRNAの塩基配列が明らかになった。また、VDR遺伝子の一塩基多型が示唆され、消化管粘膜VDR mRNA発現量への影響要因も示された。今後、他の因子に関する解析も行うことで低Ca血症の病態を明らかにし、予防法開発の一助とすべきである。
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- 課題番号 : 19580366
- 体系的課題番号 : JP19580366