共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2009年

乳癌と子宮内膜癌のエストロゲン感受性、内分泌治療反応性相違の分子機序の解明に関する研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19591071
体系的課題番号
JP19591071
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

乳癌と子宮内膜癌のエストロゲン応答遺伝子について、マイクロアレイを用いて比較したところ、そのプロファイルは大きく異なることが明らかとなった。また、子宮内膜癌の癌微小環境を解析した結果、乳癌と同様、癌細胞のER活性化能を有していた。さらに、原発腫瘍細胞へのERE-GFPレポーターウイルスの導入によって、子宮内膜癌細胞も高いER活性を有しているものが多いことも明らかとなった。これらの結果は、症例によっては、乳癌同様、アロマターゼ阻害剤が有用である可能性を示唆している。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19591071/19591071seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19591071
ID情報
  • 課題番号 : 19591071
  • 体系的課題番号 : JP19591071