2009年 - 2011年
技術の潜在的価値を発現させる社会システム
文部科学省 科学研究費補助金基盤(B) 基盤研究(B)
本課題ではどのような社会システムが技術の潜在可能性を引き出すかについて考察した。その結果、(1)製薬業界におけるリポジショニングにおいて臨床時のセレンディピティーの重要性、(2)埋没技術と顕在技術の再活用の条件には大きな差がなく、再活用された技術の価値向上には発明者が同一であることは寄与しない。さらに特許の放棄方法は企業の製品開発能力に影響を与えること、(3)未利用技術を有する新企業の成功には冗長的かつ密な支援ネットワークが関係すること、が明らかになった。
- ID情報
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- 課題番号 : 21330085
- 体系的課題番号 : JP21330085