2010年 - 2012年
ラムサール条約登録湿地の保全と利用をめぐる政治地理学的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
ラムサール条約湿地は,地域づくりの資源として戦略的に利用されている。日本では,世界遺産やジオパークなどと比べると,ラムサール湿地は「保護のための制度」という意識が強く,経済的に積極活用が図られているところは少ない。韓国では保護する場所と開発する場所の差が大きく,保全よりは活用への社会的関心が高い。しかし,保護区においては,日本とは対照的に,トップダウン的「住み分け型」環境管理がなされる場合がある。
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- 課題番号 : 22320171
- 体系的課題番号 : JP22320171