谷村 篤

J-GLOBALへ         更新日: 14/06/10 16:05
 
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研究者氏名
谷村 篤
 
タニムラ アツシ
所属
情報・システム研究機構
部署
国立極地研究所 研究教育系生物圏研究グループ
職名
教授
学位
博士(水産学)(北海道大学), 水産学博士、1987年(北海道大学)
その他の所属
総合研究大学院大学

プロフィール

研究課題と活動状況: 一般に海洋において、動物プランクトンは植物プランクトンなどの一次生産者と魚類などの高次消費者をつなぐ有機物伝送の仲介者として重要な役割を担っている。その変動は海洋生態系の炭素の循環に大きな影響力をもっている。これまで、温暖化に伴った極域の環境変動が、動物プランクトン群集やその捕食者にどのような影響をもたらしているのかを極域の環境変動を鋭敏に反応する海氷を基軸にして研究を行ってきた。地球温暖化の進行が懸念されている今日、環境の変動に伴って極域海洋生態系がどのように応答するのかを明らかにする研究は喫緊の課題である。こうした分野に関連する研究の重要性は益々高くなる者と考えられ、今後も以下のような研究課題を進める。また、こうした研究と並行して極域海洋環境における生物多様性に関する幅広い研究も同時に実施する。
(1)高緯度海域の動物プランクトンの生活史と越冬戦略に関する研究
(2)南極海の表層生態系と深層生態系の相互関係に関する研究
(3) 地球環境変化の監視として動物プランクトンのモニタリング
極域観測歴:
昭和52年10月〜昭和53年3月   南極海オキアミ資源調査(第2播州丸)
昭和 54年11月〜 昭和55年 3月 第21次日本南極地域観測隊(夏隊)
昭和 56年11月〜 昭和58年 3月 第23次日本南極地域観測隊(越冬隊)
昭和63年9月〜11月       日米ベーリング海、北極海共同調査
平成 1年12月〜 平成 2年 3月  オーストラリア南極観測隊(交換科学者)
平成 4年11月〜 平成 6年 3月  第34次日本南極地域観測隊(越冬隊)
平成8年6月〜7月         日本・ノルウエーバレンツ海共同調査
平成15年 2月〜 平成15年 3月  第44次日本南極地域観測隊(専用観測船)
平成19年12月〜 平成20年 1月 「海鷹丸」南極海調査航海
平成20年12月〜 平成21年 2月  第50次日本南極地域観測隊(夏隊)
平成25年1 月〜2月       第55次日本南極地域観測隊(夏隊「海鷹丸」)     
産学共同研究: なし

研究分野

 
 

経歴

 
2012年10月
 - 
現在
国立極地研究所 生物圏研究グループ 教授
 
2009年4月
 - 
2012年9月
三重大学 大学院生物資源学研究科 教授
 
2007年4月
 - 
2009年3月
三重大学 大学院生物資源学研究科 准教授
 
2006年4月
 - 
2007年3月
三重大学 大学院生物資源学研究科 助教授
 
1978年7月
 - 
1996年12月
 国立極地研究所 研究系  助手
 

学歴

 
 
 - 
1977年
北海道大学 水産学研究科 水産増殖学
 
 
 - 
1975年
北海道大学 水産学部 水産増殖学
 

委員歴

 
2003年4月
 - 
2004年3月
平成15年〜平成16年 日本プランクトン学会東海支部評議員
 
2007年4月
 - 
2009年3月
平成19年〜平成21年 日本プランクトン学会東海支部評議員
 
2009年4月
 - 
2012年3月
平成21年〜現在 日本プランクトン学会論文賞推薦委員
 
2008年
 - 
現在
愛知県  愛知県環境審議会環境評価審査会委員
 
2012年12月
 - 
現在
連携協議会委員
 

受賞

 
2001年
水産海洋学会 水産海洋学会論文賞(平成13年度) 河川水の流入が的矢湾の植物プランクトン現存量に及ぼす影響.
受賞者: 今井 直・谷村 篤・太原英生・河村章人
 
2009年4月
国立極地研究所 国立極地研究所南極観測功労賞 南極観測功労
 

論文

 
鵜飼由紀子・高橋邦夫・福地光男・谷村 篤
南極資料   58(1) 19-41   2014年3月   [査読有り]
Makabe, R., Tanimura, A. and Fukuchi, M.
Journal of Plankton Research   34, 432-436   2012年   [査読有り]
56. Takahashi K.T. , Kawaguchi,S., Kobayashi, M.,Toda, T., Tanimura, A., Fukuchi, M. and Odate. T.
Polar biology   34, 1167-1174   2011年   [査読有り]
浮遊性カイアシ類の両極および反赤道分布について.
大塚 攻・谷村 篤・町田龍二・西田周平
化石   85, 6-13   2009年   [査読有り]
リュツォ・ホルム湾沖(南極海インド洋区)における小型カイアシ類の分布と生物量.
谷村 篤・小達恒夫
三重大学大学院生物資源学研究科紀要   35, 130-134   2008年

Misc

 
南極昭和基地周辺海氷下における動物プランクトン群集「共著」
37 518   1985年
昭和基地近くの海氷下で観察されたParalabidocera antarctica((]G0319[)脚類)の集群について
南極資料   82 12   1984年
南極昭和基地周辺海氷域における動物プランクトン量および(]G0319[)脚類の種組成の季節変化
40 212   1986年
南極昭和基地における海氷微小動物群「共著」
40 212   1986年
南極昭和基地定着氷域におけるParalabidocera antarctica((]G0319[)脚類)の形態変化
245 109   1992年

書籍等出版物

 
南極海に生きる動物プランクトン
福地光男・谷村 篤・高橋邦夫 (担当:共著, 範囲:3章,4章)
成山堂   2014年3月   
プランクトン 南極大図鑑
国立極地研究所監修(共同監修)
小学館   2006年   
10章 南極の海氷に生きるカイアシ類の生態 カイアシ類学入門(長澤和也編著)
谷村 篤
東海大学出版会   2005年   
動物プランクトン 南極・北極百科事典(国立極地研究所編)
谷村 篤
丸善   2004年   
不思議大陸 南極展
分担執筆
国立科学博物館   1997年   

講演・口頭発表等

 
魚類の餌の供給源としての海氷の重要性
第29回北方圏国際シンポジウム   2014年2月17日   
南大洋の固有種 Electrona antarctica (ハダカイワシ科魚類)の再生産や加入量は海氷変動の 影響を受けるか?
第4回極域科学シンポジウム   2013年11月12日   
南極海におけるハダカイワシ科魚類の分布と生態 岩見哲夫・谷村 篤・茂木正人・小達恒夫
IV Symposium on Polar Science   2013年11月12日   
南大洋季節海氷域における流氷内と周辺水柱の動物プランクトン群集組成
2013年11月12日   
2008 年冬季の南極サウスジョージア島周辺海域におけるコシナガオオメハダカ (ハダカイワシ科)の餌生物
2013年11月12日   

Works

 
南極海プリッツ湾における植食性動物プランクトンの摂餌生態に関する調査
1991年
第34次南極地域観測隊越冬隊による海氷圏生物総合研究
1993年
バレンツ海の極前線域における海洋生態調査
内湾環境の物質環境と種の多様性からみた自然プランクトン群集と養殖生物の相互作用に関する研究
1998年

競争的資金等の研究課題

 
海洋における基礎生産に関する研究
研究期間: 1997年   
南極海域の炭素・循環における植食性動物プランクトンの役割に関する研究
研究期間: 1997年   
南極海と地球環境に関する研究
研究期間: 2000年 - 2005年
科学研究費補助金 (基盤C) 平成10~12年度 内湾環境の物質循環と種の多様性からみた自然プランクトン群集と養殖生物の相互作用 2,800 [研究経費名称 期間 研究課題 研究経費 (単位千円)]
東海学術奨励会 研究助成 平成12年度 伊勢湾の海表層に浮遊するプラスチック類の分布とその浮遊生態系への影響 300 [研究経費名称 期間 研究課題 研究経費 (単位千円)]

社会貢献活動

 
社会活動・貢献など
【その他】
三重大学教育学部附属小学校(平成23年10月16日)
他大学等での教育活動
【その他】
平成24年度:三重大学大学院生物資源学研究科非常勤講師

その他

 
現在、極地研究所生物圏グループは、東京海洋大学と連携協力協定に基づいて、海鷹丸を用いた共同研究を進め、南極海での共同観測のみならず国内での研究者、大学院生/学生の交流を通じて極地研究所・東京海洋大学の連携の強化を図っている。