論文

2018年

放射線誘発細胞傷害とタウリン

タウリンリサーチ
  • 山下 剛範
  • ,
  • 加藤 俊宏
  • ,
  • 磯貝 珠美
  • ,
  • 具 然和
  • ,
  • 馬 寧

4
1
開始ページ
32
終了ページ
34
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.32172/taurine.4.1_32
出版者・発行元
国際タウリン研究会

がん治療や原発事故は放射線被ばくの危険につな がる。電離放射線への曝露は照射された細胞で ROS とフリーラジカルを生成し、フリーラジカル生成は 酸化的ストレスにつながる。電離放射線への曝露は、 放射線誘発細胞傷害を引き起こす可能性がある。放 射線誘発細胞傷害の原因は、サイトカインと ROS に関連した炎症過程が関与しているとの報告がある。 タウリンは、抗酸化活性、抗炎症活性および細胞 内カルシウムレベルの調節を含む、いくつかの重要 な生理学的機能を有する硫黄含有有機酸である。タ ウリンは、放射線防護剤および放射線緩和剤として 使用するための魅力的な候補であるように思われる が、現時点では放射線誘発細胞傷害をどのように保 護するかは知られていない。 今回は、放射線による細胞傷害とタウリンの放射 線防護効果および放射線緩和効果について我々自身 の知見を含めて説明する。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.32172/taurine.4.1_32
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007743791
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/029273383
URL
http://search.jamas.or.jp/link/ui/2019003221
ID情報
  • DOI : 10.32172/taurine.4.1_32
  • ISSN : 2189-6232
  • CiNii Articles ID : 130007743791

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