1995年3月
1893年におけるベルクソンの言語論―言語の「原因」への飛躍
『立教フランス文学』第24号
- 記述言語
- 掲載種別
- その他
ベルクソンが1893年にリセ・アンリ四世で行った講義「記号と言語」を、『意識に直接与えられたものについての試論』から『物質と記憶』へ至る彼の思索の過度的段階をしるすものとして位置づける。そこには、体系的記憶論が認められないものの、言語を記憶の収縮運動の中に位置づける考えがすでに提示されている。 全13頁