2019年4月 - 2022年3月
英語圏の外国語教育の目的・現状調査に基づく、英語と連携するフランス語教授法の構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
本研究では、英語圏の外国語教育の目的・現状調査に基づき、英語と連携するフランス語教授法を構築し、実際に教材を作成後、授業での使用を経て、その有効性を検証する計画を立てている。
英語と連携するフランス語教授法を構築するためのアンケート調査に関しては、令和元年度、大学1年生のフランス語学習者約100人を対象としたパイロット調査を研究代表者が実施後、令和2年度は、フランス語教員を対象として、英語との連携に関する具体的な質問を日本語・フランス語の2言語で作成し、日本フランス語教育学会のメーリングリストなどを活用してオンラインで「学習者の英語の知識と連携しうる〈フランス語教授法〉の構築についてのアンケート」を実施した。約100人のフランス語教員からの貴重な回答を得た。
令和3年度、アンケート集計とデータ分析を行い、一定の方向性を見出すことができた。また、記述統計データに基づき、質問項目間の相関関係を調べる研究にも着手した。なお、学習者対象の大規模アンケートを実施する予定であったが、令和3年度前期のコロナ禍による対面授業の中止期間が長かったことなどもあり、学習者対象のアンケートは実施できなかった。
英語圏のフランス語教育に関して現地調査はできなかったが、研究代表者が American Association of Teachers of French の大会にてオンラインで発表を行い、その後、さまざまな研究集会にもオンラインで出席したことで、北米のフランス語教員と人間関係が構築でき、人脈を広げることができた。本研究課題について研究期間の延長を申請し、英語圏のフランス語教員を招聘した国際研究集会をオンラインで数回実施する計画である。
英語と連携するフランス語教授法の構築については、オンライン上で学習者に広く公開する準備を行っている。教材公開後、教材の有効性を検証する。
英語と連携するフランス語教授法を構築するためのアンケート調査に関しては、令和元年度、大学1年生のフランス語学習者約100人を対象としたパイロット調査を研究代表者が実施後、令和2年度は、フランス語教員を対象として、英語との連携に関する具体的な質問を日本語・フランス語の2言語で作成し、日本フランス語教育学会のメーリングリストなどを活用してオンラインで「学習者の英語の知識と連携しうる〈フランス語教授法〉の構築についてのアンケート」を実施した。約100人のフランス語教員からの貴重な回答を得た。
令和3年度、アンケート集計とデータ分析を行い、一定の方向性を見出すことができた。また、記述統計データに基づき、質問項目間の相関関係を調べる研究にも着手した。なお、学習者対象の大規模アンケートを実施する予定であったが、令和3年度前期のコロナ禍による対面授業の中止期間が長かったことなどもあり、学習者対象のアンケートは実施できなかった。
英語圏のフランス語教育に関して現地調査はできなかったが、研究代表者が American Association of Teachers of French の大会にてオンラインで発表を行い、その後、さまざまな研究集会にもオンラインで出席したことで、北米のフランス語教員と人間関係が構築でき、人脈を広げることができた。本研究課題について研究期間の延長を申請し、英語圏のフランス語教員を招聘した国際研究集会をオンラインで数回実施する計画である。
英語と連携するフランス語教授法の構築については、オンライン上で学習者に広く公開する準備を行っている。教材公開後、教材の有効性を検証する。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K00813
- 体系的課題番号 : JP19K00813
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
en ligne : Colloque international conjoint 2019 à l'Université Nationale de Mongolie: L'Enseignement du français en Asie-Pacifique : Traditions et tendances 2020年2月
講演・口頭発表等
1-
Colloque international conjoint 2019 à l'Université Nationale de Mongolie: L'Enseignement du français en Asie-Pacifique : Traditions et tendances 2019年9月19日