基本情報

所属
岡山商科大学 法学部 法学科 教授
学位
理学修士(東京大学)

J-GLOBAL ID
200901045374592671
researchmap会員ID
1000229807

外部リンク

新カント学派の認識論は、経験論的実在論に、態度の超越論的条件として価値がかかわるという二重立てになっている。カント的超越論的観念論者は経験的実在論者であるというテーゼにしたがって、この構えを読み解く作業に携わっている。リッカートの価値論がトータルな人間性を把握するという構えで、組み立てられていたことを、フッサール・ラスク・ディルタイを対照項として比較しつつ、哲学史的に探究する。その文脈で、現代科学哲学の自然主義的価値論に対して距離を取りながら、「記述としての価値」という見地から、行為者相関的な価値判断論を構想している。


委員歴

  1

論文

  16

MISC

  27

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  17

共同研究・競争的資金等の研究課題

  8