基本情報

所属
岡山商科大学 法学部 法学科 教授
学位
理学修士(東京大学)

J-GLOBAL ID
200901045374592671

外部リンク

新カント学派の認識論は、経験論的実在論に、承認の超越論的条件として価値がかかわるという二重立てになっている。カント的超越論的観念論者は経験的実在論者であるというテーゼにしたがって、この構えを読み解く作業に携わっている。方向としては、フレーゲに淵源をもつ真理の余剰説との類縁関係を見て取りたい。研究の進捗にともない、価値観基底的な(承認行為においても語れる)選好を、支持する論点として、期待値Σ(p×U)(pは確率、Uは効用)に仮託すれば、pは低くとも、Uが増幅する(これを価値escalationと呼ぶ)という知見に到達した。リッカートの価値観関係的手続きが、目的論から「論理的合理論」へと転回していった哲学史的研究によって、この価値escalationを裏づけようとするものである。その文脈で、非身体的・概念的な新カント学派の価値判断説をあらたに再構成する。

委員歴

  1

論文

  11

MISC

  30

書籍等出版物

  4

講演・口頭発表等

  14

共同研究・競争的資金等の研究課題

  6