共同研究・競争的資金等の研究課題

2012年4月 - 2015年3月

イギリス障害者運動における社会モデルの源流を求めて(基盤研究(C))


配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
4,030,000円
(間接経費)
0円
資金種別
競争的資金

本応募研究の目的は現代の障害者運動や障害学、障害者福祉など、障害者支援に係る研究・実践分野において枢要な視角である社会モデルの源流を探ることである。具体的には1970年代初頭から1990年の解散に至るまでイギリスのラディカルな障害者運動を先導し社会モデルの生成主体となった「隔離に反対する身体障害者連盟Union of the Physically Impaired against Segregation:以下UPIAS」に焦点を当て、その創設者の生活史や組織結成に至る経緯、組織目的・方針及び活動の争点をめぐる組織内部の議論、解散に至る過程等について、その内部資料や関係者への聴き取り調査等を通して辿りつつ、その思想形成の過程を明らかにすることを目的とする。