2007年 - 2009年
ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤による初期化促進の分子機構解明とその応用
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(B)) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 19380161
- 体系的課題番号
- JP19380161
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
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- (総額)
- 20,150,000円
- (直接経費)
- 15,500,000円
- (間接経費)
- 4,650,000円
- 資金種別
- 競争的資金
世界初のクローンヒツジ「ドリー」の報告以来、クローン動物の作出効率は動物種によらずわずか数%と低率であった。本研究代表者は、クローン胚をヒストン脱アセチル化酵素阻害剤(HDACi)、トリコスタチンA(trichostatin A, TSA)で処理することでクローンマウスの作出効率が大幅に改善されることを発見した。本課題ではその作出効率改善の機構解明として発生におけるHDAC酵素やタンパク質アセチル化の重要性を明らかにし、さらにこれまで不可能であったマウス系統からのクローンマウスの作出に世界で初めて成功した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 19380161
- 体系的課題番号 : JP19380161