2010年3月
「カーター政権の『人権外交』とフィリピンのマルコス独裁――米比基地交渉と人権・安全保障・国益――」
『アジア研究所・アジア研究シリーズ』
- 巻
- No.74
- 号
- アジアの人権状況
- 開始ページ
- 61-85
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 亜細亜大学アジア研究所
アメリカのカーター政権が、「人権尊重」の方針を外交政策の優先課題として掲げながらも、緊張の高まる国際情勢の下で現実には理念よりも国益を重視せざるを得なくなり、人権蹂躙の著しいマルコス独裁体制を従来以上に支援していく状況を分析した。