共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

侵襲時再生治療に関する新たな発展:新規炎症増幅メカニズムの制御

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
19H03760
体系的課題番号
JP19H03760
配分額
(総額)
17,550,000円
(直接経費)
13,500,000円
(間接経費)
4,050,000円

本研究では、重度侵襲時における新規炎症増幅メカニズムとしてArid-5aシグナル関連分子に注目し、骨髄由来単核球細胞移植の効果などを評価した。本研究の解析から、1)パブリックデータベース から抽出した、敗血症患者における単球のArid-5a関連分子のRNA発現が、IL-6など炎症性サイトカインと並行して増強すること,2)敗血症患者において全血RNAシークエンス解析を行い、Arid-5a, Regnase-1, STAT3およびIL-6のRNA発現がいずれも増加すること、3)骨髄単核球細胞移植は、多臓器障害モデルにおいIL-6産生を抑え、血管内皮保護作用を発揮することを明らかにした。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19H03760
ID情報
  • 課題番号 : 19H03760
  • 体系的課題番号 : JP19H03760