2010年 - 2012年
シリコン集積センサ構造リポソームインタクト固定化バイオセンサ技術の安定化・高度化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
シリコン集積バイオセンサの構成要素としてリポソーム微小液滴保持、超分子形状のインタクト固定化、固定化後の各センシング原理の実証を行ってきたリポソームバイオセンサデバイス、同センシング技術の精度・性能を一層向上、安定化するために、新たな技術考案を行い検討した。また新たに電子デバイス工学技術に基づく検知原理によるリポソームバイオセンサ技術(インピーダンスセンサ技術、蛍光アレイデバイス技術・同検出技術)の開発を進めた。その結果、リポソーム液滴保持検出部での定量性を向上でき、漏れ電流センサ、カンチレバー歪みセンサの感度等性能向上、インピーダンスセンサにて100 nLオーダーでのリポソーム-ターゲットタンパク質間相互作用検知、蛍光アレイセンサでのターゲット分子識別に至る蛍光信号検出を実現することができた。
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- 課題番号 : 22360144
- 体系的課題番号 : JP22360144