MISC

2007年

授業研究を通して若手教師が感じる熟練教師との差-若手教師の職能成長を支援するシステムの開発に向けての基礎調査-.

岡山大学教育学部附属教育実践総合センター紀要
  • 笠井俊信
  • ,
  • 鈴木真理子
  • ,
  • 永田智子
  • ,
  • 西森年寿
  • ,
  • 望月俊男
  • ,
  • 中原淳

7
開始ページ
115
終了ページ
123
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
岡山大学教育学部附属教育実践総合センター

教師の職能の成長は今も昔も変わらず国の重要な課題の1つとなっている。これまで教師の職能成長に重要な役割を果たしてきたものの1つが授業研究であると言えるが、近年は教師の多忙さなどの理由で実施されにくくなっているのが現状である。このことから、筆者らは空間的・時間的制約を部分的に解消可能なネットワークを活用したWebベースの授業研究支援「eLESSER」プログラムを開発・実施した。2005年度に実施したこのプログラムには4人の教師が参加した。このうち2人は教師経験15年以上の熟練教師であり、プログラムのプロセスで授業設計、実施、授業についての議論を行った。残りの2人は教師経験10年未満の若手教師で、2人の熟練教師による活動をWeb上で観察した。本稿では、このeLESSERプログラムを通して若手教師が感じた熟練教師との職能差について調査・分析した結果について報告し、若手教師の職能成長を支援するシステム開発への指針を示す。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/120002308569
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11529614
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/8761693
URL
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/14383
ID情報
  • ISSN : 1346-3705
  • CiNii Articles ID : 120002308569
  • CiNii Books ID : AA11529614

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