2018年3月
臨床哲学対話から生命倫理問題を問う
立正大学大学院紀要(文学研究科)
- 巻
- 号
- 34
- 開始ページ
- 67
- 終了ページ
- 84
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(大学,研究機関等紀要)
- 出版者・発行元
- 立正大学大学院
医療技術の発展に伴い生命操作が可能になった現代、選択的中絶や尊厳死など志乃自己決定権に関する生命倫理が論じられている。この問題は障害や難病を生きる人々や家族が当事者として関わる問題であるので、当事者との臨床哲学対話を通して、この種の問題にどのように臨床現場後券を反映させるべきなのかを論じた。論文は、重症障害者の親や施設職員、進行性難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者と立正大学の学生と筆者による臨床哲学対話の成果を反映している。