2020年4月 - 2023年3月
経頭蓋超音波4次元イメージングの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
3次元CTデータを基に作製したマウス頭蓋骨モデル内にタングステンワイヤーを設置し、モデル全体を水中に保持して超音波の送受信を行った。256 ch独立した超音波の送受信には研究代表者がすでに所有しているプログラマブル超音波送受信装置を使用した。
半球状アレイの最も内側のリングに配置された超音波素子から同位相で送信し半球状アレイトランスデューサの全素子で受信するという並列ビーム処理を32~64回繰り返し、十分な画質および信号/雑音比が得られるパケット数および繰り返し数について検討した。同様に8つのリングのそれぞれから同時送信して全素子で受信する並列ビーム処理を行い、8つのリングによる送受信の画像を重ね合わせ3次元コンパウンドイメージングを生成した。
超音波信号の時間・空間的行列の特異値分解により組織/血流/キャビテーションを自動分類するアルゴリズムを応用し、ヒト皮下の微小血管の血流を可視化する特異値フィルタを開発した。
半球状アレイの最も内側のリングに配置された超音波素子から同位相で送信し半球状アレイトランスデューサの全素子で受信するという並列ビーム処理を32~64回繰り返し、十分な画質および信号/雑音比が得られるパケット数および繰り返し数について検討した。同様に8つのリングのそれぞれから同時送信して全素子で受信する並列ビーム処理を行い、8つのリングによる送受信の画像を重ね合わせ3次元コンパウンドイメージングを生成した。
超音波信号の時間・空間的行列の特異値分解により組織/血流/キャビテーションを自動分類するアルゴリズムを応用し、ヒト皮下の微小血管の血流を可視化する特異値フィルタを開発した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H04543
- 体系的課題番号 : JP20H04543