MISC

2004年

複合影響研究における環境の総合快適性評価の視点

日本生気象学会雑誌
  • 長野 和雄

41
3
開始ページ
87
終了ページ
93
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11227/seikisho.41.87
出版者・発行元
日本生気象学会

人間と環境の関係を総体的に把握するためには,複数の環境要素を同時に対象とする複合影響研究が重要な役割を持つ.そのためには,個々の環境要素を共通の尺度上で表し得る非特異的な評価が有効な手段となる.同時に個々の要素の影響についても把握し,総合評価との関連を知ることもまた重要である.非特異的評価法の一つである総合的快適性を,アリストテレス以来指摘されている共通感覚のアナロジーとして捉え,その重要性について論じられる.また,これまで行われてきた総合評価を定量的に得た研究を概観し,これらに共通して認められる知見である排他的性質や,今後の課題・展開について述べられる.<br>

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11227/seikisho.41.87
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130004433002
ID情報
  • DOI : 10.11227/seikisho.41.87
  • ISSN : 0389-1313
  • CiNii Articles ID : 130004433002
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000290377781

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